ゴルフ規則によって別に定められている場合や本書に罰が記載されている場合を除き、このローカルルールの違反の罰は、「一般の罰」となる。なお、追加や変更がある場合はその都度告示する。

  1. アウトオブバウンズ
    アウトオブバウンズは白杭のコース側を地表レベルで結んだ線によって定められる。
  2. 修理地
    青杭を立て白線で囲まれた区域
  3. 動かせない障害物
    ⒜排水口
    ⒝距離標示用の人工のヤーデージマーク(距離標示用の杭を除く)
    ⒞人工の表面を持つ道路に接しているU字排水溝はその道路の一部として扱う。
  4. 地面にくい込んだ球
    「規則16.3」は次のように修正される。
    球がフェアウェイの長さかそれ以下に刈ったジェネラルエリアの部分にくい込んだ場合にだけ、罰なしの救済を認める。
  5. プレー禁止区域
    電磁誘導カート用の2本のレールは、全幅をもってプレー禁止区域であり、異常なコース状態として扱われる。「規則16.1f」に基づき、そのプレー禁止区域による障害からの罰なしの救済を受けなければならない。ただし、スタンスにだけ障害となる場合は、そのままプレーすることもできる。
  6. 不可分な物
    ⒜樹木や他の常設物に密着させてあるワイヤ、ケーブル、巻物、その他の物
    ⒝ペナルティーエリア内にある人工的な護岸やパイリング(枕木等の構築物)
  7. クラブと球の規格
    このローカルルールの違反に対する罰:失格
    ⒜ストロークを行うために使うドライバーはR&Aが発行する最新の適合ドライバーヘッドリストに掲載されているクラブヘッド(モデルとロフトで識別される)を持つものでなければならない。
    〈例外〉-1999年より前に製造されたクラブヘッドを持つドライバーはこのローカルルールから免除される。
    ⒝ストロークを行うときに使用する球はR&Aが発行する最新の適合球リストに掲載されていなければならない。
  8. 練習
    「規則5.5b」は次のように修正される。
    ホールとホールの間(ハーフターンを含む)、プレーヤーは次のことをしてはならない
    ・練習パッティンググリーン以外での練習ストロークを行う。
    ・終了したばかりのパッティンググリーンの表面をこすったり、球を転がすことによってパッティンググリーン面をテストする。または、
    ・次のホールのティーイングエリアやその近くで練習ストロークを行う。
  9. 距離計測機器
    「規則4.3a⑴」は次のように修正される。
    ラウンド中、電子的な距離計測機器を使用して距離情報を得てはならない。
    このローカルルールの違反に対する罰:「規則4.3」の罰則規定を参照。